お洒落玄人ゾッコンのブランド FREITAG(フライターグ) F52 MIAMI VICE(マイアミバイス) を徹底レビュー!
FREITAGとの出会い
私とフライターグとの出会いは、
三年前になるが、出張先の石川県。
現地での休みで行った21世紀美術館のアミューズメントコーナーで、
何やら白い段ボールが商品として並んでいるではないか。
?!?!?!
近づいてみると、なにやら引き出しになっており、その中に鞄やらポーチやらがある。
店員さんに伺ったところ、
『一期一会のブランドなんですよ』と。
そこでは小さなポーチを買った。
そこから興味が出てきて、調べてみると、なんだなんだ?!?
ブランド概要
ブランド説明に、
世界に一つとして同じデザインは有りません。
?!?!?
どうやらトラックの幌(ホロ)や、シートベルトの再利用らしく、一点一点手作り。
店員さんが言っていた意味を改めて実感。
実にサスティナブルこの上ない。
1993年、フライターグ兄弟設立。
2人は使い古しのトラックの幌、廃棄された自転車のタイヤチューブ、車のシートベルトを手に取り、メッセンジャーバッグを作り上げました。
魅力
筆者が感じた魅力を
下記三点にまとめてみた。
①タフさとデザイン
元々がトラックの幌言う点から、タフさは充分過ぎる。
荷物を運搬中にあの幌が破けたら、
数回の使用でヨレヨレになった、
雨が侵入してくるようだったら、
簡単な話だが、日常使いで壊れることはまず無い。
余談だが、FREITAG渋谷店では、壊れてしまった場合の修理もしている。
勿論リサイクル品やユーズド品の好みに関して干渉するつもりはないが、
この素材が全く未使用のシートだったら面白くないと思う。
かつて、大型トラックの荷台を覆ってヨーロッパ中の都市を廻ってきたのだろうなというストーリーを感じられるのも魅力の一つだ。
この再利用の幌というチープさと、希少さの絶妙なバランスにたまらなく惹かれたのである。
②選ぶ楽しさと希少性
すべての商品一つひとつに証明写真と管理番号が振られている。つまり、正真正銘の一点ものである。
この記事の執筆にあたった理由にもなってくるが、
一点ものゆえに、現物を見れる機会が実に少ない。
理由としては、
・店舗数が少ない。
・取扱店が少ない。
・市場に出回らない。
からである。
特に気にいるデザインに出会えた人はそれを手放さない。確率が高い。
だからこそ、ビビッとくるデザインに出会えた時の興奮と言ったらもう言葉に出来ない。
筆者自身、今でも、公式サイトやインスタグラムやメルカリなどで、世界中のFREITAG商品を眺めたり、良いものが無いのか探す時間がこの上ない幸せだったりする。
転写モノといって、写真や絵のプリントものはプレ値が付く事が多く、高いモノだと7.8万円で出回っている。
それも、たまたま店舗に行ったら、たまたまサイトを見ていたら、の偶然でそのデザインに、
その人は出会ったのだろう、とか色々想像してしまう。
ここからやっと本題だが、FREITAGでも根強い人気を誇るモデル、F52マイアミバイスを紹介しようと思う。
" F52 MIAMI VICE "
(エフゴジュウニ マイアミバイス)
コーディネート例
まったくサステナブルではない紙のバッグにインスピレーションを得た新しいバッグを生み出しました。典型的なスイスの買い物袋を模倣したコピー製品です
出典:https://www.freitag.ch/ja/miamivice
筆者の購入色はこんな感じだ。
お気に入りのデザイン、色味が中々見つからず気長に二年探し回ったことはココだけの裏話である。
服好きのトートといえば、
エルエルビーン、オーシバル、ホーボーに代表される帆布モノか、
最近では各ブランドのエコバッグなどではないだろうか。
逆に綺麗目が好みであれば、ブレディやポーター、オロビアンコなど。
ただ、この記事に興味を持ってくれたあなたは、被りたくない、本当にいいモノを求めているのではないだろうか。
そんな方には自信を持ってお伝えしよう。
本当にピッタリだ。
まず被ることは無いだろうし、
逆にもっている人には親近感がハンパない。
実際電車や街中ですれ違う時には、お互いのFREITAGをまじまじと見てしまうモノだ。
この人は、
"サスティナブルなブランド背景に魅力を感じら事ができ、
リサイクル品を許容し愛せる人柄、
どんな仕事でいつFREITAGに出会ったのだろう。"
なぜかそんなことまでまた想像している。
そう、筆者は変態の域まで片足を踏み入れているのかもしれない。
話が逸れそうなので、、、いきなり転写モノに戻る。
これは珍しい黒地の転写モノ。
オールブラックも価値があると言われている
具体的に使用時のイメージを持ってもらう為に、
製品概要からお伝えしようと思う。
サイズ感
幅33センチ × 奥行き160センチ× 高さ40センチ
27リットル 500グラム
アソート品である為、個体差はあるようだ。
A4ファイルを置いて見た写真である。
雑誌を四冊入れて見たが、20冊近くは余裕で入るだろう。
デメリット
筆者がFREITAGを愛してやまないのはそれとなく伝わった筈だが、
勿論数年使ってみてのデメリット
(筆者の主観によるものだが。)
を正直にお伝えしようと思う。
①中がグチャグチャになる。
AB型である筆者は、整理整頓がとにかく好きだ。
几帳面すぎてこのカバンの中の乱雑にが気になると言ったら、友人に笑われる時は何度となくあった。
②中が見えやすい。
シンプルにこうなる。
③底の汚れが気になる。
これも気にならない人は気にならないだろう。
元々、新品の状態でも汚れがあるのだから、
気にするなよと言ったらそれまでだが、
三年弱使用した筆者のマイアミバイスがこちら。
ただ、きちんと解決策も筆者流ではあるが、
見出した。
解決策グッズ
①バックインバック
↓
③クリップ
↓
②クリッパ
↓
あら、不思議、全部キレイに解決出来たのだ。
知恵って強いなあ。。。
収納繋がりで、
下記筆者お気に入りのオンラインストアの商品動画である。
ユニークさと遊び心満載のこの動画は商品ごとに違うが、見ているだけでワクワクする。
ここまで読んで下さり、
購入まで考えてくれた方は、FREITAGの購入方法についてお伝えしようと思う。
購入方法
①公式店舗
日本では2011年に銀座に初出店し、今は4店舗を展開している。
渋谷駅は、渋谷駅から、原宿駅までの道なりにあるので都内にお住まいの方は見かけた事がある人もいるのではないだろうか。
最近では去年末に京都店もオープンしている。
②公式サイト
2020年11月時点の公式サイトの品揃えである。
出典FREITAG公式オンラインサイト:すべてのバッグ | FREITAG
公式サイトを数年チェックしているが、
シンプルな無地、もしくはツートーンのものが9割と言っていいだろう。
転写やFREITAGの中でも珍しいものを求めているのであれば、その他の方法をオススメする。
(筆者は①〜④を二年ほど探し回り、
今持っているものに公式サイトで出会ったので、一概に否定するつもりはない。)
筆者は東京在住だ。
休日は様々なセレクトショップに足を運ぶ事を意識しているが、
今まで見つけた取り扱い店舗は、
・アーバンリサーチ (新宿ルミネ店)
・ステップス(下北沢、吉祥寺)
のみである。
その他、21世紀美術館のように、
美術館に小スペースで置いてあることも有る。
③フリマサイト
これはオススメだが、値段のバラつきには注意して欲しい。
やはり単色と転写モノでは値段の差が大きい。
入れ替わりも激しい為、ビビッときた柄のモノは二の足を踏まず、購入に踏み切るのがオススメかもしれない。
④直接交渉
これは正直現実的ではないが、リアルな友人などなら有りだろう。
筆者は以前Instagramで見つけた転写モノのマイアミバスに惹かれてしまい、恥ずかしながら、本人に直接DMしたことを覚えている。
プライバシーが有るので名前は伏せさせて頂くが、
その方も大分気に入っているようだった。
その節はいきなりのDMにご返信頂きありがとうございました…
その時思ったのは、一度買ったら手放さない人が多いのだろうと予想した。
以前のマスク然り、スイッチ然り、フリマサイトの転売での盛り上がりには目を見張るものがあるが、買う側からしたらそれとはまた違った苦労がある。
店舗に足を運べる人は運んで実際にFREITAGにぜひ触れて見て欲しい。
気にいるデザインに出会えなければ、
その後筆者のように、公式サイトとフリマアプリをヒマなときに見るだけでもいいだろう。
ふとしたときに、運命的な巡り合わせがあるのが面白いのだ。
簡単にだが、FREITAGというブランドと
マイアミバイスの紹介であった。
執筆にあたり、FREITAG購入に至って悩んでいた数年前の自分を思い出した。
他サイトも様々な紹介があるが、
筆者が購入するにあたって、参考になるものは凄く少数であった。
そんなことから、少しでも誰かの役に立つ記事を作ろうと思ったのがキッカケだ。
FREITAGに興味を持ってくれた人が増えたり、
購入に二の足を踏んでいた方の後押しになれたら本望だ。
あなたが素敵なFREITAGに出会えますように。
それでは、また次の記事で。。。